「Gis and r 013」の版間の差分
提供: OSGeo.JP Wiki
(→第13回GIS+R勉強会) |
|||
行35: | 行35: | ||
=====PAM===== | =====PAM===== | ||
+ | *データに最適な分類クラスター数を求める | ||
===議論=== | ===議論=== | ||
*地形の傾斜(slope)および傾斜方位(aspect)の求め方(QGISを用いる場合):'''GRASS'''ないし'''ラスタベース地形解析'''プラグインなど | *地形の傾斜(slope)および傾斜方位(aspect)の求め方(QGISを用いる場合):'''GRASS'''ないし'''ラスタベース地形解析'''プラグインなど | ||
+ | *調査地点の精度の問題 | ||
2011年5月11日 (水) 23:23時点における版
目次
第13回GIS+R勉強会
参加者
- 小野原(リアル)
- 清野(リアル)
- 安藤(リアル)
- 東郷(リアル)
報告
小野原
博論テーマ「岐阜県徳山村戸入(とにゅう)集落の集落特性の抽出方法について」で用いる方法論の検討
研究対象地域
- 周辺集落において関西式アクセントが主流であるなかで,同集落のみ島状の関東式アクセント地域に属する
- 縄文時代の遺跡分布が特異(1970〜80年代の徳山ダム建設による徳山集落水没の際に大規模な発掘調査がおこなわれた)
修論の結果
- 岐阜県全域の方言分布と縄文土器の形式分布との関係性
- 方言分布と地形(標高)の関係性
を明らかにした.
- 方法論の検討がメイン(具体的には,地理情報標準に準拠したメタモデルである正規化圧縮距離(NCD)を分析に使用可能かどうかを検討 -> 使用は妥当と判断,博論へ)
研究資料
- 奥村三雄 1976.『岐阜方言の研究』.大衆書房.
分析方法
- 他の諸現象と比較するために,方言現象をあてはめるメタモデルを作成する
- メタモデルをXMLインスタンス化
- (NCDに適したデータにするために)データを処理,NULL値が多いところを除いた110地点を基本調査単位とする
- NCDを用いて出てきた数値をクラスタリングするために, PAMを用いる
NCD(Normalised Compression Distance 正規化圧縮距離)
- 方言という膨大かつ煩雑なデータを圧縮し,処理能力を高める -> 現象の数量化
- e.g. xxyy ->xy
PAM
- データに最適な分類クラスター数を求める
議論
- 地形の傾斜(slope)および傾斜方位(aspect)の求め方(QGISを用いる場合):GRASSないしラスタベース地形解析プラグインなど
- 調査地点の精度の問題
参考文献
今後の方針
次回の予定
日時:
場所:
内容: