「機能の紹介」の版間の差分
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領域です。これを見ると地図のどの部分が表示されているかわかります。ただしレイヤで | 領域です。これを見ると地図のどの部分が表示されているかわかります。ただしレイヤで | ||
ラベルが表示されるように設定してある場合でもオーバービューではラベルは描画されません。 | ラベルが表示されるように設定してある場合でもオーバービューではラベルは描画されません。 | ||
− | + | 凡例でマウス右ボタンクリックして{{Template:DropMenuCheck|オーバービュー表示}}を選択するとレイヤをオーバービュー | |
に追加することができます。またツールバーのオーバービューツールを利用するとすべて | に追加することができます。またツールバーのオーバービューツールを利用するとすべて | ||
のレイヤをオーバービューから削除することができます。 | のレイヤをオーバービューから削除することができます。 | ||
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+ | |||
===ステータスバー=== | ===ステータスバー=== | ||
2009年9月10日 (木) 17:00時点における版
目次
機能の紹介
はじめましょうという最初の簡単なセクションに続いてQGISのさらに細かい特徴 を説明します。 ほとんどの特徴はこのマニュアルの後半の章でそれぞれ説明があります。
QGISの起動と終了
はじめましょうではQGISの起動方法を学んだはずです. ここではその部分の復習とQGISが提供
しているコマンドラインオプションについて説明します。
- QGISがPATHに設定されている場所にインストールされている場合コマンド プロンプトで qgis とタイプするかデスクトップにあるリンク(またはショートカット) をダブルクリックするとQGISを起動することができます。
- スタートメニューまたはデスクトップショートカットの利用または QGISプロジェクトファイルのダブルクリックによるQGIS開始
- アプリケーションフォルダーにあるアイコンをダブルクリックする。
QGISを終了するためには以下のメニューオプションをクリックしてください {File QGIS} > Quit,
または ショートカットCtrl+Qを利用できます。
コマンドラインオプション
QGIS はコマンドラインから起動するといくつかのオプションを指定できます。オプションの
リストは qgis --help とコマンドラインで入力すると取得できます。
QGIS の使用ステートメントは以下のとおりです:
qgis --help Quantum GIS - 1.1.0-Pan (Unstable) 'Pan (Unstable)' Quantum GIS (QGIS) is a viewer for spatial data sets, including raster and vector data. Usage: qgis [options] [FILES] options: [--snapshot filename] emit snapshot of loaded datasets to given file [--lang language] use language for interface text [--project projectfile] load the given QGIS project [--extent xmin,ymin,xmax,ymax] set initial map extent [--help] this text FILES: Files specified on the command line can include rasters, vectors, and QGIS project files (.qgs): 1. Rasters - Supported formats include GeoTiff, DEM and others supported by GDAL 2. Vectors - Supported formats include ESRI Shapefiles and others supported by OGR and PostgreSQL layers using the PostGIS extension
コマンドラインオプション --snapshot
このオプションを使うとカレントビューを使ったPNG形式のスナップショットを作れます。
多くのプロジェクトがある場合簡単にそれらのスナップショットを作れます。
このオプションで作成されるPNGファイルは 800x600 ピクセルのサイズになります.
--snapshotの後にファイル名を指定できます.
コマンドラインオプション --lang
QGISはシステムの地域情報にしたがって, 正しいローカライぜーションを選択します。
もし使用言語を変えたい場合はコマンドラインで指定することができます。たとえば:
--lang=it を指定すると QGIS はイタリア語モードで起動します. サポートされている
言語と言語コード情報は以下のところにあります
http://wiki.qgis.org/qgiswiki/TranslatorsCorner
コマンドラインオプション --project
QGISをすでに存在するプロジェクトファイルとともに起動することが可能です。それは
コマンドラインに --project オプションをつけてその後にプロジェクト名を追加する
だけで実行できます。そうするとプロジェクトファイルに記述されたレイヤをロードして
QGISが起動します。
コマンドラインオプション --extent
ある地図の領域を指定してQGISを起動する場合はこのオプションを使います。この場合
下記のようにカンマで区切られた書式の領域指定で領域を包含する長方形を指定する
必要があります。
--extent xmin,ymin,xmax,ymax
QGISのGUI
QGISを起動した時に以下のようなGUIが表示されます。
(黄色の楕円内の1から6の番号は後で記述されている6個の主要なインターフェース
を示しています):
注: ウィンドウの装飾(タイトルバーとか)は利用している
オペレーティングシステムやウィンドウマネージャによって見かけが異なります。
QGIS GUI は6個のエリアに分割されています:
1. メニューバー 4. マップビュー 2. ツールバー 5. 全体図 3. 地図凡例 6. ステータスバー
これらの6つのQGISインターフェースについては次のセクションで
詳しく説明します。
メニューバー
メニューバーで標準の階層的メニューを利用するとQGISの様々な機能を利用できます。
トップレベルのメニューといくつかのメニューオプション、さらに各機能に対応した
メニューバー上のアイコンとキーボードショートカットについては以下に記述します。
ほとんどのメニューオプションはツールに対応しています。逆にメニューはツールバー
のようには構成されていません。
ツールバーにはメニューオプションのチェックボックスで指定されたツールが含まれて
います。ツールとツールバーについてのさらなる情報は4.2.2章を参照してください。
メニューオプション | ショートカット | レファランス | ツールバー | |
---|---|---|---|---|
File | ||||
Ctrl+N | セクションプロジェクト参照 | File | ||
Open Project | Ctrl+O | セクションプロジェクト参照 | File | |
Open Recent Projects | セクションプロジェクト参照 | |||
Save Project | Ctrl+S | セクションプロジェクト参照 | File | |
Save Project As | Ctrl+Shift+S | セクションプロジェクト参照 | File | |
Save as Image | セクション出力参照 | |||
Print Composer | Ctrl+P | セクションプリントコンポーザ参照 | File | |
Exit | Ctrl+Q | |||
Edit | ||||
Cut Features | Ctrl+X | see Section#sec:edit_existing_layer | Digitizing | |
Ctrl+C | see Section [[<A#sec:edit_existing_layer]] | Digitizing | ||
Paste Features | Ctrl+V | see Section [[<#sec:edit_existing_layer]] | Digitizing | |
. | see Section #sec:edit_existing_layer | Digitizing | ||
Capture Line | / | see Section <A HREF="#sec:edit_existing_layer"><IMG ALIGN="BOTTOM" BORDER="1" ALT="[*]" SRC="/usr/share/latex2html/icons/crossref.png"></A> | Digitizing | |
Capture Polygon | Ctrl+/ | see Section <A HREF="#sec:edit_existing_layer"><IMG ALIGN="BOTTOM" BORDER="1" ALT="[*]" SRC="/usr/share/latex2html/icons/crossref.png"></A> | Digitizing | |
And Other Edit Menu Items | see Section <A HREF="#sec:edit_existing_layer"><IMG ALIGN="BOTTOM" BORDER="1" ALT="[*]" SRC="/usr/share/latex2html/icons/crossref.png"></A> | Digitizing | ||
View | ||||
Pan Map | Map Navigation | |||
Zoom In | Ctrl++ | Map Navigation | ||
Zoom Out | Ctrl+- | Map Navigation | ||
Select Features | Attributes | |||
Identify Features | I | Attributes | ||
Measure Line | M | Attributes | ||
Measure Area | J | Attributes | ||
Zoom Full | F | Map Navigation | ||
Zoom To Layer | Map Navigation | |||
Zoom To Selection | Ctrl+J | Map Navigation | ||
Zoom Last | Map Navigation | |||
Zoom Next | Map Navigation | |||
Zoom Actual Size | ||||
Map Tips | Attributes | |||
New Bookmark | Ctrl+B | セクション空間ブックマーク参照 | Attributes | |
Show Bookmarks | B | セクション空間ブックマーク参照 | Attributes | |
Refresh | Ctrl+R | Map Navigation | ||
Layer | ||||
New Vector Layer | N | see Section <A HREF="#sec:create_shape"><IMG ALIGN="BOTTOM" BORDER="1" ALT="[*]" SRC="/usr/share/latex2html/icons/crossref.png"></A> | Manage Layers | |
Add a Vector Layer | V | セクションベクターデータの操作方法参照 | File | |
Add a Raster Layer | R | see Section <A HREF="#label_raster"><IMG ALIGN="BOTTOM" BORDER="1" ALT="[*]" SRC="/usr/share/latex2html/icons/crossref.png"></A> | File | |
Add a PostGIS Layer | D | see Section <A HREF="#label_postgis"><IMG ALIGN="BOTTOM" BORDER="1" ALT="[*]" SRC="/usr/share/latex2html/icons/crossref.png"></A> | File | |
Add a SpatiaLite Layer | see Section <A HREF="#label_spatialite"><IMG ALIGN="BOTTOM" BORDER="1" ALT="[*]" SRC="/usr/share/latex2html/icons/crossref.png"></A> | File | ||
Add a WMS Layer | W | see Section <A HREF="#sec:ogc-wms"><IMG ALIGN="BOTTOM" BORDER="1" ALT="[*]" SRC="/usr/share/latex2html/icons/crossref.png"></A> | File | |
Open Attribute Table | Attributes | |||
Toggle editing | Digitizing | |||
Save As Shapefile | ||||
Save Selection As Shapefile | ||||
Remove Layer | Ctrl+D | Manage Layers | ||
Properties | ||||
Add to Overview | O | Manage Layers | ||
Add All To Overview | + | |||
Remove All From Overview | - | |||
Hide All Layers | H | Manage Layers | ||
Show All Layers | S | Manage Layers | ||
Settings | ||||
Panels | ||||
Toolbars | ||||
Toggle Fullscreen Mode | ||||
Project Properties | P | see Section <A HREF="node16.html#sec:projects">4.5</A> | ||
Custom CRS | see Section <A HREF="#sec:customprojections"><IMG ALIGN="BOTTOM" BORDER="1" ALT="[*]" SRC="/usr/share/latex2html/icons/crossref.png"></A> | |||
Options | see Section <A HREF="node18.html#subsec:gui_options">4.7</A> | |||
Plugins - (Futher menu items are added by plugins as they are loaded.) | ||||
Plugin Manager | see Section 11.1 | Plugins | ||
Help | ||||
Help Contents | F1 | Help | ||
QGIS Home Page | Ctrl+H | |||
Check QGIS Version | ||||
About |
ツールバー
ツールバーと地図の対話的操作ツールを利用するとメニューの機能のほとんどを利用できます。
それぞれのツールバーアイテムはポップアップヘルプが利用可能です。またマウスをアイテム
上におくとそのアイテムの短い解説と目的が表示されます。
それぞれのメニューバーは必要な場所に移動できます。またマウスカーソルをツールバー
の上においた状態で右ボタンのメニューを使ってそれぞれのメニューバーを無効にできます。
地図凡例
地図凡例エリアはレイヤの表示、非表示とZ方向の重なり順序を制御するために
利用します。Z方向の重なり順序とは凡例のリストでの表示順が地図表示のレイヤ
表示順になることです。凡例の各レイヤの場所にあるチェックボックスで各レイヤ
の表示、非表示を指定できます。
レイヤはグループを作って分類できます。凡例ウィンドウにグループを追加して、レイヤをそのグループ
にドラッグするとグループの分類ができます。グループの追加はマウスポインタを凡例ウィンドウにおいて
右ボタンクリック、グループの追加を選択するとグループを追加できます。
そうすると新しいフォルダが出現します。そこでレイヤをフォルダシンボルにドラッグします。
またレイヤの表示・非表示をグループ単位にワンクリックで行うことができます。レイヤをグループから
はずす場合はマウスポインタをレイヤシンボルの上におき右ボタンクリックした後にMake to toplevel itemを
選択します。フォルダに新たな名前をつける場合はグループの右ボタンメニューでRenameを選択して
ください。
マウス右ボタンクリックで表示されるメニューは凡例でラスタレイヤが選択されているかベクタレイヤが
選択されているかによって内容が異なります。グラスベクタレイヤが選択されている場合は編集切り替えは
無効です。セクション9.7のグラスベクタレイヤのグラスデジタイジングの情報を参照してください。
- ラスタレイヤ選択時のマウス右ボタンメニュー
- レイヤ全域へのズーム
- 最適スケール(100%)へのズーム
- 全域図へ表示する
- 削除
- プロパティ
- 改名
- グループへの追加
- すべてを展開
- すべてを折りたたむ
- ファイルグループの表示
<P>
- ベクタレイヤ選択時のマウス右ボタンメニュー
- レイヤ全域へのズーム
- 全域図へ表示する
- 削除
- 属性テーブルを開く
- 編集モード切替 (グラスレイヤでは無効)
- shapefileとして保存
- 選択部分をshapefileとして保存
- プロパティ
- グループからトップレベルへの移動
- 改名
- グループへの追加
- すべてを展開する
- すべてを折りたたむ
- ファイルグループの表示
<P>
- レイヤグループ選択時のマウス右ボタンメニュー
- 削除
- 改名
- グループへの追加
- すべてを展開する
- すべてを折りたたむ
- ファイルグループの表示
もし複数のベクタデータソースが同一のベクタタイプで同じ形式の属性を持つ場合それらの描画
方法をグループ化することができます。この場合、あるデータソースの描画方法を変更したら
グループ内の他のレイヤの描画方法も自動的に新しいものに変更されます。描画方法をグループに
するには凡例ウィンドウでマウス右ボタンメニューを開きファイルグループ表示を選択します。
そうするとこのレイヤのファイルグループが表示されます。ここであるファイルを別のファイルグループから
ドラッグすることができます。この作業ができると描画方法がグループ化されます。
QGISでは2つのレイヤが描画方法を共有できる場合(ベクタ形式が等しく、属性の形式が等しい
場合)のみドラッグが許されます。
マップビュー
この場所に地図を表示することはQGISの最も重要な部分です!このウィンドウに 表示される地図はあなたがロードするベクタとラスタのレイヤに依存するでしょう (レイヤのロード方法の章に詳しい情報があります)。地図の表示は表示領域の 移動(地図を表示している場所を別の領域に移動すること)拡大、縮小ができます。 様々な地図上での操作が上記のツールバーの説明にあるように実行可能です。 マップビューと凡例はお互い強く関係しています。つまりビューに表示されている 地図の表示は凡例の操作が反映されます。
地図オーバービュー(全域図)
地図オーバービューエリアにはそこに追加したレイヤの全域にあたる領域の
地図が表示されます。ビューの中に表示される長方形領域が現在の地図が表示されている
領域です。これを見ると地図のどの部分が表示されているかわかります。ただしレイヤで
ラベルが表示されるように設定してある場合でもオーバービューではラベルは描画されません。
凡例でマウス右ボタンクリックしてオーバービュー表示を選択するとレイヤをオーバービュー
に追加することができます。またツールバーのオーバービューツールを利用するとすべて
のレイヤをオーバービューから削除することができます。
オーバービュー内の赤い長方形は現在の地図表示領域を表しますが、これを
クリックしてドラッグするとそれにしたがってメイン地図の表示領域が変化します。
ステータスバー
ステータスバーにはマウスポインターがマップビュー内を移動した時の位置の地図座標
(たとえばメートルか度数)が表示されます。座標表示の左側は小さいボタンになって
いてマウスの位置座標の表示かマップビューの拡大、縮小した場合の現在の四隅の座標
表示を行うかの切り替えをします。
プログレスバーには各レイヤをマップビューに描画する処理の進行状況が表示されます。
ラスタレイヤで統計処理をするような場合プログレスバーは非常に長い処理の進行状態を
表示することになります。
新しいプラグインができたりプラグインのアップデートがあった場合はステータスバー
にメッセージが表示されます。ステータスバーの右側は小さいチェックボックスになって
いてマップビューで一時的なレイヤが描画されないように指定できます(セクション
4.3参照)。ステータスバーの一番右側はプロジェクタアイコンです。これをクリック
するとプロジェクトの投影法プロパティを開きます。
レンダリング
デフォルトでQGISではマップキャンバスが更新される時はいつも全ての可視レイヤが
描画されます。描画イベントには以下のマップキャンバスの更新も含みます:
- レイヤの追加
- スクロール、拡大縮小
- QGISウィンドウのサイズ変更
- レイヤ可視属性の変更
QGISでは様々な方法で描画方法を制御できます
縮尺依存レンダリング
縮尺によって異なる描画方法を定義できるので、あるレイヤが描画時に可視
状態である最少と最大の縮尺を定義できます。縮尺依存の描画定義を行うためには
凡例でレイヤ名をダブルクリックすると表示されるダイアログを開きます。
ダイアログの一般タブで最小と最大の縮尺値を設定した後に縮尺依存可視制御
チェックボックスをクリックします。
利用したいレベルへの最初のズームでスケールを決めることができますそして
QGISのステータスバーにはスケール値はありません。(???)
地図描画の制御
地図描画では以下の制御が可能です
a) 描画機能の停止
地図描画機能を停止するためにはステータスバーの右下のコーナーにある レンダーチェックボックスをクリックします。レンダーボックスがチェック されていない場合QGISは4.3セクションで記述されているイベントが 発生してもキャンバスの再描画を行いません。描画機能を停止したほうが いい例は以下のとうりです:
- 沢山のレイヤを追加して描画する前に描画方法を編集したい場合
- データ量が多いレイヤを追加して描画する前に縮尺依存描画条件を指定したい場合
- データ量が多いレイヤを追加して描画する前に特定の位置にズームしておきたい場合
- 上記の場合のいくつかの組み合わせ
レンダーボックスをチェックすると描画可能になり、即座にマップキャンバスの描画更新が行われます。
b) レイヤ追加オプションの設定
新しくレイヤを追加した時にそれをすぐに描画しないオプションを設定できます。 これはレイヤが地図に追加された時に凡例の可視属性チェックボックスがデフォルト ではチェックされていないことを意味します。このオプションを指定するためには メニューの設定->オプションを選択してレンダリングタブをクリックしてください。 By default new layers added to the map のチェックボックスのチェックを解除 してください。そうすると地図に追加されたレイヤの表示属性は不可視の状態が デフォルトになります。
c) 地図描画中の表示更新
地物が描画される状態で地図の更新が行われるように設定することができます。 デフォルトではQGISではレイヤが完全に描画されないと地物は表示されません。 データストアから読み込まれた地物を表示するように設定するためにはメニューの 設定->オプションを選択した後にレンダリングタブをクリックします。そこで 描画の間に更新する地物の数を入力します。この値が0の場合は描画中に更新は 行われません(この設定がデフォルト)。ここの値が小さすぎると地物の更新に よって地図キャンバスの更新パフォーマンスが劣化します。500ぐらいの値から 設定することを推奨します。
d) 描画品質への影響
描画品質に影響がある3つのオプションがあります。眼にゅ0の設定->オプションを クリックしてレンダリングタブをクリックします。そこで以下のチェックボックスの 選択か非選択を指定します。
- 描画パフォーマンスを犠牲にして線のギザギザを減らす
- 不正にポリゴン塗りつぶしが行われる問題に対応した描画を行う
- 凡例と地図の分割線がドラッグされる時に連続して再描画する
計測
計測機能は座標の投影変換が行われている座標系(たとえばUTM)でのみ動作します。
もしロードされている地図が地理座標系(緯度/経度)で定義されている場合は
線や面の計測結果は正しくないでしょう。この問題を解決する場合は適切な地図
座標系を利用する必要があります(セクション 投影変換 参照)
<P>
長さと面積の計測
QGISでは指定された点群の間の実際の距離を
定義された楕円体を利用して計測することができます。この機能の設定を行うにはメニュー
の設定->オプションでマップツールタブをクリックした後に適切な楕円体を選択します。
このツールで地図上をクリックできます。各セグメントの長さは計測ウィンドウに表示され
ます。さらに距離の合計が表示されます。マウス右ボタンをクリックすると計測を中止できます。
面積も計測できます。計測ウィンドウには面積の合計値が
表示されます。
プロジェクト
QGISではセッションの状態のことをプロジェクトとしています。QGISは
ある瞬間は1つのプロジェクトの上で動作します。設定はプレプロジェクトまたは
新プロジェクトのデフォルト値とみなされます(セクション4.7参照).
QGISではあなたのワークスペースの状態をプロジェクトファイルに保存できます。
この作業はメニューファイル > プロジェクトの保存 またはファイル > プロジェクトの別名保存で実行できます。
保存されたプロジェクトをQGISのセッションにロードするためには
ファイル > プロジェクトオープンまたはファイル >最近利用したプロジェクトのオープンを実行してください。
もしあなたがセッションの状態をクリアにして新規の状態にしたい場合は
ファイル > 新規プロジェクトを選択して下さい。オープンか最後のセーブ以降にプロジェクトに変更があった場合は
どちらのメニューでも開いているプロジェクトを保存するかどうかを聞く
プロンプトが表示されます。
以下の情報はプロジェクトファイルに保存されます:
- 追加されたレイヤ群
- シンボライゼーションを含むレイヤプロパティ
- マップビューの投影法
- 最後に表示された領域座標
プロジェクトはXML形式で保存されます。それゆえQGISの方法がわかればQGIS
を利用しなくてもプロジェクトファイルを編集することができます。
ファイルの形式は以前のQGISのバージョンに比較すると頻繁に更新されます。
古いQGISのプロジェクトファイルはプロパティを設定することはできません。
この問題を解決するためには設定->オプションの一般タブで古い形式のプロジェクト
ファイルをオープンする時には警告を表示するオプションを選択してください。
出力
QGISのセッションから情報を出力する方法はたくさんあります。 セクション4.5でプロジェクトファイルに出力する方法は論議しました。 ここではその他の外部ファイルに出力する方法の例を説明します。
- メニューオプションの イメージで保存 を選択すると名前、path イメージの形式(PNGまたはJPG形式)を選択するファイルダイアログが表示されます。 今回のリリースからPNGWまたはJPGWというエクステンションのワールドファイルが同じフォルダ に保存されます。このファイルはイメージのジオレファランス情報が格納されます。
- メニューオプションの プリントコンポーザを選択すると 現在表示されているマップキャンバスをレイアウトして印刷するためのダイアログが表示 されます(プリントコンポーザーセクション参照)。
GUIオプション
いくつかのGUIの基本的なオプションはオプションダイアログで選択できます。
メニューのオプション設定 > オプション を選択します。以下のタブとオプションで最適な環境を設定できます:
ゼネラルタブ
- 必要な時にプロジェクトの変更を保存するよう問いかける
- 利用しているプロジェクトがQGISの古いバージョンで保存される時に警告を表示する
- 選択状態と背景の色を変える
- アイコンテーマを変更する(デフォルト,クラッシック,gis,nkids から選択)
- 凡例にレイヤ名称を大文字で表示する
- 凡例に属性分類名称を表示する
- 起動時にスプラッシュスクリーンを表示しない
- 属性テーブルを結合ウィンドウで開く
- 属性テーブルの動作を定義する(全ての地物表示、選択された地物の表示、カレントキャンバス内 の地物表示から選択する)
レンダリングタブ
- 地図に追加された新規レイヤがデフォルトで表示されるかどうか
- ディスプレイが更新される前に描画する地物の数
- 描画パフォーマンスを犠牲にして線のギザギザを減らす
- 不正にポリゴン塗りつぶしが行われる問題に対応した描画を行う
- 凡例と地図の分割線がドラッグされる時に連続して再描画する
マップツールスタブ
- 検索半径を地図の幅に対するパーセンテージで定義する
- 距離を計測する時の楕円体を定義する
- 計測ツールのラバーバンドの色を定義する
- マウスホィールの動作を定義する(ズーム、ズームと中心点移動、マウスカーソルへのズーム、何もしない)
- ホィールマウス時のズーム係数を定義する
オーバーレイ
- ラベル配置アルゴリズムの定義( 中心点(標準)、チェイン、ポップミュージックタブチェイン、 ポップミュージックタブとポップミュージックチェイン) <--(Define placement algorithm for lables (choose between central point (standard), chain, popmusic tabu chain, popmusic tabu and popmusic chain) -->
デジタイジングタブ
- デジタイジング時のラバーバンドの色と太さの定義
- デフォルトスナップモードの定義(頂点、セグメント、頂点とセグメント)
- スナップ時の許容範囲(レイヤの単位)の指定
- 編集対象の頂点を検索する時の半径(レイヤの単位)の指定
- 頂点のマーカースタイルの定義(十字、半透過の円、なし)
- 作成した地物の属性ウィンドウがポップアップするのをやめさせる
CRSタブ
- 座標参照系(CRS)プロンプトを表示するかどうか
- プロジェクト内デフォルト座標参照系(CRS)を利用する
- 下記に表示されているグローバルデフォルト座標参照系(CRS)を利用する
- グローバルデフォルト座標参照系(CRS)を選択する
ロケールタブ
プロキシタブ
<P>
- WEBアクセスのためにプロキシを利用するさらにホスト、ポート、ユーザ、パスワードを指定する。
- プロキシタイプ を必要に応じて設定する
- デフォルトプロキシ:プロキシにはアプリケーションに設定されているプロキシが利用される
- Socks5Proxy:すべての種類の接続に利用できるプロキシ。TCP,UDP、ポートへのバインド(受信コネクション)、認証をサポートする。
- HttpProxy:"CONNECT"コマンドを実装している。外向けTCPコネクション のみをサポートしている。認証をサポートしている。
- HttpCachingProxy:通常のHTTPコマンドを実装している。これはHTTPリクエストのコンテキストでのみ便利です。
- FtpCachingProxy:FTPプロキシの利用が実装されている。これはFTPコンテキスト内でのみ便利です。
いくつかのURL以外はプロキシ設定の下のテキストボックス(図参照)に追加ボタンクリックで
追加できます。ダブルクリックした後で作成されるURLフィールドにプロキシを利用して
実行したいURLを入力して下さい。自明なことですが削除ボタンは選択したエントリを
削除します。
上記と異なるプロキシ設定詳細についての情報はQTライブラリドキュメントの以下の
部分を参照してください。
http://doc.trolltech.com/4.5/qnetworkproxy.html#ProxyType-enum.
必要に応じてオプションの変更ができます。いくつかの変更は有効にするためにはQGISの再起動が必要です。
- 設定は次のテキストファイルに保存されます: $HOME/.config/QuantumGIS/qgis.conf
- 次のファイルで設定を見ることができます: $HOME/Library/Preferences/org.qgis.qgis.plist
- 設定は次のレジストリに格納されます:
\\HKEY\CURRENT\USER\Software\QuantumGIS\qgis
空間ブックマーク
空間ブックマークを使うと後で地理的位置を"ブックマーク"のように呼びだすことができます
ブックマークを作る
ブックマークは以下の手順で作れます:
- 地図ズームまたは移動で見たいエリアを表示します.
- メニューオプションのビュー>新規ブックマークを選択するかCtrl-Bを押します。
- ブックマーク名称を入力します(255文字が最大)
- OKをクリックするとブックマークが追加されます。Cancelをクリックするとブックマークを追加しないで終了します。
ノート 同じ名前で複数のブックマークを登録できます
ブックマークの利用方法
ブックマークを利用または管理するためにはメニューオプションの ビュー>ブックマークの表示 を選択します。 地理的ブックマークダイアログではブックマークへのズームまたはブックマークの削除ができます。 ブックマークの名前や座標は編集できません。
ブックマークへのズーム
地理的ブックマークダイアログではクリックすると必要なブックマークを選択できます。 それからクリックするとブックマークの場所にズームします。 またブックマークをダブルクリックするとそのままズームします。
ブックマークの削除
地理的ブックマークダイアログでブックマークを削除するためにはブックマークをクリック した後に削除をクリックします。Yesをクリックすると選択を確認できます。またキャンセルを クリックすると削除を行いません.