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==QGISで、ベクタレイヤの属性情報中にある、カテゴリーとサイズによってシンボルのサイズと色を塗り分ける方法について==
 
==QGISで、ベクタレイヤの属性情報中にある、カテゴリーとサイズによってシンボルのサイズと色を塗り分ける方法について==
  
※ここではベクタレイヤがポイントデータで、属性情報(テーブル)の中に、カテゴリー値が「cat」、サイズが「size」というカラムにデータが入っているものとします。
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※ここではベクタレイヤがポイントデータで、属性情報(テーブル)中、カテゴリー値が「cat」、サイズが「size」というカラムにデータが入っているものとします。
  
 
[[File:001_1.png|thumb|図1 レイヤプロパティのスタイルタブ、「ルールに基づいた」を選択した状態]]
 
[[File:001_1.png|thumb|図1 レイヤプロパティのスタイルタブ、「ルールに基づいた」を選択した状態]]

2016年9月17日 (土) 10:21時点における最新版

QGISで、ベクタレイヤの属性情報中にある、カテゴリーとサイズによってシンボルのサイズと色を塗り分ける方法について

※ここではベクタレイヤがポイントデータで、属性情報(テーブル)中、カテゴリー値が「cat」、サイズが「size」というカラムにデータが入っているものとします。

図1 レイヤプロパティのスタイルタブ、「ルールに基づいた」を選択した状態
図2 ルールの編集画面
図3 「シンボル」項目内の「大きさ」項目の右側のメニューを開いて「サイズアシスタント」を選んだ状態
図4 「サイズアシスタント」のダイアログ画面
  • まず、レイヤのプロパティを開き、左側のペインの「スタイル」を選択します。
  • 次に最上部のプルダウンメニューで、一旦「分類された」という選択肢を選びます。
    • ここで一旦カテゴリーごとに色の塗り分け設定をしてしまいます。
    • 「カラム」の項目でカテゴリー値が入っているカラム(ここでは「cat」)を選びます。
    • 「シンボル」や「色階調」などはお好みのものをお選びください。
    • 「分類」ボタンを押すと、カテゴリー値のカラムに入っている値の一覧が表示されます。必要/不要なものを整理してください。
  • その状態で最上部のプルダウンメニューを「ルールに基づいた」に切り替えます。すると、先ほどの「分類された」で分類された状態が引き継がれていると思います(図1)。
  • 続いて、各行ごとに現在のルールを編集します。一覧の下にある「+」や「-」ボタンの近くに白紙にペンが斜めに描かれたアイコンが有ると思います(図1の赤丸。行が選択されているとアクティブになります。)。それをクリックすると、「ルールの編集」画面が開きます(図2)。
  • 「シンボル」の項目内に「大きさ」という項目があります。その右端にプルダウンメニューがあります。その中の一番下、「サイズアシスタント」を選びます(図3)。
  • するとダイアログが開きます(図4)。
  • 「フィールド」でサイズの入ったカラム(ここでは「size」)を選びます。
  • お好みのスケール方法を選び、サイズの開始/終了値や値の開始/終了値を選んでください。
  • このように現在のルールを各行ごとに設定すれば完成です。
    • Shiftキーを押しながら全行を選択して一気に設定することも出来ます。
  • これでカテゴリーごとにシンボルを塗り分け、サイズによってシンボルの大きさを変えることが出来ました。

※色を塗り分けるのではなく、シンボルの種類を変えることも出来ます。