投影法の指定

ロードされたレイヤの一つ目に対して、マップのCRSがセットされることはありません。 CRSを持たないレイヤでQGISセッションを開始したときは、 CRS定義を制御し、これらのレイヤを定義しなければなりません。 この操作は、編集 > 11px オプション (Gnome, OSX) または、設定 > 11px オプション (KDE, Windows) のCRSタブで、グローバルまたはプロジェクト単位に行います。 図24をご覧下さい。

 *  Prompt for CRS (プロンプトを出す)
 *  Project wide default CRS will be used (プロジェクトの既定値を使う)
 *  Global default CRS displayed below will be used (下に表示されているグローバルの既定値を使う)

グローバルの既定値CRSであるproj=longlat +ellps=WGS84 +datum=WGS84 +no_defsは、 QGISで初めに定義されていますが、これは、もちろん変更できます。 新しい定義はQGISセッションの後でセーブされます。

図24: QGISのオプションダイアログのCRSタブ( )

CRS情報のないレイヤでCRSを定義するには、 ラスタ(テンプレート:Raster Properties Dialog:General Tab) とベクタ(テンプレート:The Vector Properties Dialog:General Tab) プロパティダイアログのGeneral内で行います。 レイヤが既にCRS定義を持っている場合は、図テンプレート:VectorLayerSymbology.pngのように表示されます。