OSGeo財団日本支部年次総会2013
OSGeo財団日本支部年次総会2013
目次
開催概要
日時
2013年5月15日(水)午後3時から6時まで
場所
オートデスク株式会社 本社
東京都中央区晴海1-8-10
晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 24F
規約について
http://www.osgeo.jp/about/osgeo財団日本支部%E3%80%80会員規約/
総会成立条件
「総会は議決権数の過半数以上の出席で成立し、その議事は出席(委任状含む)議決権数の過半数で成立」
- 議決権総数 234 (成立は118)
- 団体会員3口(30)×3社=90
- 団体会員1口(10)×7社=70
- 個人・学生会員×74名(2013年3月末)=74
出欠確認
- 出席+委任状出席議決権総数 195
- 出席議決権数 126
- 団体会員3口(30)×2=60
- 団体会員1口(10)×5=50
- 個人・学生会員(1)×16
- 委任状議決権数 69
- 団体会員3口(30)×=30
- 団体会員1口(10)×2=20 パイプデザイン様、五大開発様
- 個人・学生会員(1)×19
- 出席議決権数 126
役割
議長:岩崎
書記:大橋
議題1 2012年度OSGeo.JP組織報告
役員・運営委員について
理事(5名)
森亮(支部代表者)
井上修 (副代表;首都圏担当)
林博文 (副代表;近畿圏担当)
古橋大地 (FOSS4Gイベント担当)、
Venkatesh Raghavan
監事(1名)
嘉山陽一
運営委員(18名)
朝日孝輔、岩崎亘典、大橋正治、櫻井健一、邑楽泰彰、清野陽一、瀬戸寿一、田村賢哉、中川貴滋、奈良崎優、西村雄一郎、縫村崇行、古川泰人、松浦慎平、谷内栄樹、山手規裕、吉田大介、若狭正生
#上記の方以外に、業務運営の理由から運営委員のメーリングリストに登録されている人もいます
会員
団体会員(3口)3社
- オートデスク株式会社
- 株式会社オークニー
- マップコンシェルジュ株式会社
団体会員(1口)7社
- 株式会社カーネル(New!)
- 五大開発株式会社
- 株式会社野村総合研究所
- 株式会社パイプデザイン
- 北海道地図株式会社
- 特定非営利活動法人Digital北海道研究会(New!)
- 株式会社マピオン
個人会員および学生会員
- 合計74名(2011年度:43名)
- 内訳:個人会員67名、学生会員 7名
メーリングリスト購読者
2013年5月11日現在(カッコ内は2012年5月21日数字)
- discuss:449名(387)
- MapGuide:118名(108)
- GeoServer:117名(102)
→MapGuide,GeoServerはほぼ投稿無し
discussは順調に増加している
議題2 2012年度活動報告
主催イベント
- FOSS4G2012 Tokyo:リンク
- コミュニティデイ(2012年11月3日(土)@東京大学駒場第2キャンパス)
- コアデイ(2012年11月4日(日)@東京大学駒場第2キャンパス)
- ハンズオンデイ(2012年11月5日(月)@東京大学柏キャンパス)
→参加者数107名(11月3日44名、4日63名;重複および運営スタッフ含まず)
Ustreamでの参加者増えた印象
海外ゲスト:Cavaさん(QGISのエライ人)
- FOSS4G2012 Osaka:リンク
- ハンズオンデイ(2012年11月7日(水)@大阪市大梅田サテライト)
- コアデイ(2012年11月8日(木)@大学コンソーシアム大阪)
→参加者数は不明
Ustreamでの参加者増えた印象
海外ゲスト:Cavaさん,マキシマさん,Koreaからのゲスト
会場を大阪駅から近い場所に変更したため交通の利便性が向上、参加者も増加
ただし祝日参加希望者、KOF参加者には条件的に厳しかったか。
- FOSS4G2012 Hokkaido(地域カンファレンス):リンク
- コアデイ(2012年6月30日(土)@さっぽろ大通コワーキングスペース ドリノキ)
- ハンズオンデイ(2012年7月1日(日)@さっぽろ大通コワーキングスペース ドリノキ
→2012年度初開催。初日60人、2日目50名前後の参加
- FOSS4G meet/eat up inTokyo:リンク
- 2012年9月10日(月)@東京大学駒場第2キャンパス
→参加者数:21名(海外から6名、日本から15名)
- GIS学会(ハンズオン、シンポジウム)
- 地理学会(前日ハンズオン)2013年3月28日(木)10時~17時@立正大学:リンク
- コース1:「地理学卒論・修論生のためのQGIS入門」(14名)
- コース2:「OSMとFOSS4Gを利用した公共施設へのアクセシビリティ評価法」(14名)
参加イベント
(順不同)
- 農水ハンズオン・QGIS中級(12名参加)2013年3月27日(水)@農林水産技術会議筑波事務所
- OSC(展示/セミナー)Kyoto(8月)、Tokyo(3月)、Hokkaido(6月)
- 年間協賛費を支払っているので全国参加可能。今後の進め方については課題
- FOSS4G KOREA(10月12〜13日)運営委員の朝日さんが参加して交流
- 2011年から継続的に交流
- KOF(展示/セミナー)11月9(金)~10日(土)
- 2012年度はFOSS4G Osakaと切り離して参加
- 生態学会(展示)2013年3月5日(月)~8日(金)@静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ静岡)
- SotM 2012 9月6日(木)~8日(土)
- OSMFJとメンバーがリンクしているので結果として協力した形になった
- 名古屋勉強会(不定期開催)
- 運営委員縫村さん主催。今後はOSGeo.jpの名前を大々的に活用してもらう(告知も)
その他
- Venka先生Sol Katz賞受賞:リンク
- ホームページの更新(継続)
- QuantumGIS GUI ドキュメントの翻訳 V1.8
- 電子国土賞の推薦団体に選ばれる
- 各プロジェクトでの電子国土省受賞
- マピオン「Mapion・日本一の地図システムの作り方」出版:リンク
質疑応答
- ビギナーズ本の出版は?
→古今出版の企画が流れているなら動けるのでは
- 国土交通大学校、JICAなどの講習は?
→OSGeo.JPが直接携わっているのではなく個人・団体会員での活動。
議題3 2012年度の会計報告
期間:2012/04~2013/03
決算(収支)
収入の部 | |
|
会費 | ¥1,365,000
|
¥1,080,000
|
物品販売 | ¥174,100
|
¥100,000
|
ハンズオン・講習会 | ¥416,500
|
¥200,000
|
受取利息・雑収入 | ¥9,224
|
¥0
|
収入合計 | ¥1,964,824
|
¥1,380,000
|
- 当初予算比約60万円増
- 会費:会員増に伴う収入増
- ハンズオン・講習会費:農水省講習による収入増
- 物品販売:マピオン本、FOSS4G本など
- 受取利息・雑収入:利息だけではない
支出の部 | |
|
イベント開催費 | ¥773,058
|
¥700,000
|
(物品購入)
|
(¥228,993)
|
|
(ポスター・昼食代等)
|
(¥213,289)
|
|
(講師謝金)
|
(¥289,000)
|
|
(その他)
|
(¥41,776)
|
|
旅費交通費 | ¥208,300
|
¥150,000
|
イベント会場費 | ¥129,000
|
¥150,000
|
活動支援費 | ¥228,000
|
¥144,000
|
通信費その他 | ¥38,413
|
¥40,000
|
支出合計 | ¥1,376,771
|
¥1,208,000
|
- 当初予算比:約17万円増
- 物品購入:Tシャツ製作費
- ポスター:アリカデザインへの委託
- 講師謝金:海外ゲストへの支払い
- 活動支援費:運営委員増加に伴う出費
※収支 588,053円の黒字
決算(資産)
※2013/3/31現在
資産の部
現金・預金 | ¥3,125,607
|
売掛金(農水セミナー入金が翌期4月のため) | ¥262,500
|
資産合計 | ¥3,388,107
|
負債の部
前受金・未払い金 | ¥8,300
|
負債合計 | ¥8,300
|
- 個人会員費の前払い:6,000円
純資産の部
前期繰越金 | ¥2,948,148
|
当期剰余金 | ¥431,659
|
純資産合計 | ¥3,388,107
|
監事コメント
FOSS4G時の個人会員費とハンズオン費で入金元不明があった。
→会費として計上した。
利益処分案
全額を翌期(2013年度)に繰り越します。
→当分FOSS4G World Conferenceのために繰り越す予定
繰越詳細については議題7で報告・議論。
議題4 2012年度の総括
組織
- 団体会員企業が2社新規参加
(株式会社カーネル様、特定非営利活動法人Digital北海道研究会様)
- 応用技術株式会社様の脱会
- 個人・学生会員は31名増加
- 会員の特典については、昨年度総会での課題同様、会員であることのメリットなど課題を残している。
- 組織が拡大しているなか、OSGeo.jpの運営をスムーズに行うべく内部組織設立の必要性を感じた
- 団体会員が広報・告知するような場を作る必要がある。以下会員意見。
- 事例紹介とかがあるといいとおもうが、特に何かを求められている状態ではない
- これから新しいことが出来るといいとは考えている。ただ、QGISのドキュメント等があるといいか
- 特にオブリゲーションは何が、人的なネットワークを作れている分はメリットである
- ビジネスミーティング的なものがあってもいいだろう。
- 自治体で膨大な数のGIS データ(shp等)は持っているけれど、都市計画コンサルなど委託会社側で使えないのが実情。
- 会員になって良かったねぇ、が見えるといいか。→個人会員の方がある。
- FOSS4Gツールを使って色々な事をやっているが、1社だけでやるよりもネットワークを作ること等が必要。
- ブランドとしてのOSGeo.JPを確立し、会員になることがメリットが必要である
活動
- FOSS4G Hokkaidoが北海道の有志によって開催され成功を収めた。
- 日本全国で行われているOSCへの参加を通じて地域的なつながりも構築している
- 各種学会などでの講演、ハンズオンなど行い普及に努めた。
- 2011年度から継続してFOSS4G Koreaに派遣していることで、隣国韓国とのつながりが構築されている
- FOSS4G 2012 Beijinが急遽中止になったことにより、ミニイベントであるFOSS4G meet/eat up inTokyoを開催。SotMで滞在していた外国ゲストの方々にOSGeo.JPの活動を紹介できた。
その他
- 昨年度よりOSGeo.JPホームページ改良を進めているが、セキュリティの問題など大規模改修の必要性を感じた。
議題5 2013年度の基本方針
※各詳細については議題6~8にて議論
組織
- 組織の規模の拡大に対応するためOSGeo.JP内部組織を早急に作りFOSS4Gカンファレンス運営体制と、年間を通したスムーズな運営体制の確立を実現する。FOSS4G World ConferenceやASIA Conference招致のための準備を引き続き行う。
- 急速に高まっているFOSS4Gのユーザー数と比例した会員(企業・個人)増加のための渉外活動を行う。
活動(アクティビティ)
- 前年度同様にGISユーザー層に広くFOSS4Gを普及させることを活動の第一とする。そのために、地域における勉強会、イベント等についても、積極的に企画、参加、 講演を行うともに、関連するプロジェクトについては、データの公開、ミラーへのサーバー提供などの形で援助を行う。続いて、関連するコミュニティとの交流 を通じて、既存のGIS利用者層以外へのFOSS4Gの普及もめざす。特にOSCの参加を通して、関連するオープンソースコミュニティーとの交流を行う。
- 広報、ブランディングの戦略の必要性が問われている。
財政
- 本年も黒字での運営を引き続き行うが、FOSS4G World ConferenceやASIA Conference招致のための積立以外に会員募集のための広報、ブランディングなどへの投資も行う。
議題6 2013年度の組織について
理事
昨年度改選を行った。
任期は2年のため本年の改選はなし。
運営委員
- 運営委員は随時募集
- 推薦:青木さん、鎌田さん(本人の意志を再度確認)
- 広報・ブランディング戦略も兼ねて運営委員の追加を
内部組織
組織拡大に伴いOSGeo.JP内部組織を作る
- 案(やることが決まったら出す。)
- FOSS4G委員会(東京と大阪の企画運営)
- イベント委員会(FOSS4G東京大阪以外の主催イベント、共催イベントの運営)
- 広報委員会(Webとその他媒体での告知活動)
- 渉外委員会(新規会員の獲得、エンタープライズ、国交省、地理院等への宣伝等も含む、OSGeo.JPのメールアドレスを作る。個人会員になった場合の対応マニュアル。著者割り)
- 事務局(会計と会員管理)
- 出版部門(植村さん主導で、QGIS初心者本)
- 技術委員会
質疑応答・議論
- 内部組織の詳細
- 技術委員会について
- ソフトウェアなどのサポートとしてOSGeo.JPが対応することは難しいだろう。サポートではなく相談先という存在でいいのでは。
- 今後の運営委員会などで議論を進め早急に体制を整える
- 組織拡大について
- 学生会員を増やしていく→社会人になってからも継続利用→組織拡大につながるのではないか。
- 韓国ではGISが使えることが必須らしいので留学生をターゲットにするのはどうか?
- 切り口としてソフト+データ+マニュアルのセットを用意するなど親切設計で提供するのはどうか?
- 技術委員会について
議題7 2013年度の予算
予算(収支)
収入の部
|
|
|
会費 | 1,380,000
|
団体会員昨年度通り、個人会員70名として |
物品販売 | 150,000
|
昨年並みを想定 |
ハンズオン・講習会 | 400,000
|
昨年並みを想定 |
収入合計 | 1,930,000
|
昨年並みを想定 |
支出の部
イベント開催費 | 750,000
|
昨年並み |
イベント会場費 | 150,000
|
OSC年間後援費含む |
旅費交通費 | 200,000
|
昨年並み |
事務局費 | 48,000
|
2年分;昨年支払漏れ |
活動支援費 | 300,000
|
12,000円×25名分 |
(新設)広報費 | 200,000
|
Web、広告など |
通信費その他 | 40,000
|
昨年並み |
支出合計 | 1,688,000
|
昨年より30万円程増額 |
※収支242,000円の黒字
質疑応答・議論
- 広報費についての詳細は?
→媒体への広告を想定 ex.) GIS NEXTは10万~
議題8 2013年度の活動計画
主催予定イベント
- FOSS4G Hokkaido:
- 7/5(金) コアデイ@テレビ塔会議室
- 7/6(土) ハンズオンデイ@北大クラーク会館
- (7/7(日) 余裕あれば小規模勉強会)
- FOSS4G Tokyo:
- 10/31(木) ハンズオン 柏
- 11/1(金) コアディ 駒場
- 11/2(土) コミュニティディ 駒場
- FOSS4G Osaka:
- 日程、開催場所を協議中。TokyoとKOFのあいだで開催が有力
参加予定イベント
- JpGU2013ハンズオン: 5/21 16:30-20:30:リンク
- OSC(展示/セミナー)Cloud@Osaka(5月25日)、Nagoya(6月21-22)、Hokkaido(9月)など
- 上記に加え各地域で参加したい方は岩崎さんに連絡ください
- K-OF:11/8-9 南港ATC
- FOSS4G 2013 Korea 11/13-15(交流)
- G空間EXPO2013:11/14-16:リンク
- 農水セミナー、生態学会、GIS学会など
- FOSS4G ASIA 2014, Jan.
- IGU 2013 Kyoto Regional Conference:8/4~8/9:リンク
その他
- FOSS4G Korea:(11/13-15) 海外ゲスト招聘の関係で把握しておく必要あり
- Jeff McKennaより来日の希望有り、その場合は航空券代をKoreaと折半する
- 会員のメリット向上
- 個人・学生会員
- ハンズオン受講料の割引(実施済み)
- OSGeo.JPロゴの利用許諾(実施済みだが、告知不十分)
- 情報の発信
- 団体会員
- ハンズオン受講料の割引(実施済み)
- OSGeo.JPロゴの自社媒体での利用許諾(実施済み)
- 主催イベント(FOSS4G)でのブース展示・資料配付(実施済み)
- 団体会員のPR活動(新規→OSGeo.JPサイトでの告知および、専門誌での広告出稿など)
- 個人・学生会員
議題9 会員規約の変更
本年度はなし
議決
議題1〜9まで全会一致で承認されました。