Status of GY 2010 activity

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2011年1月25日 (火) 23:26時点におけるHeshiki (トーク | 投稿記録)による版

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オークニー担当分

ASTER 3A01対応

  • 作業内容
    • ASTERの3A01フォーマットをGDALでサポートする。(できれば、PRISM/AVNIR-2などの日本製データも容易にインポートできるようにしたい)
  • ステータス(1/25時点)
    • 発端は昨年度のチュートリアル作成
      • 3A01データをGDALでGeoTIFFに変換したら位置が大きくずれた
      • OpenEVを使ってHDFを直接開いても同様の結果
    • 本当にGDALの処理に不備があるのか?
      • 画像データに埋め込まれているGCPと、HDFメタデータとして持つ座標情報が異なっている
      • 販売元(ERSDAC)に問い合わせ
    • HDFメタデータが正しい位置情報であり、画像データに埋め込まれているGCPは、地心緯度経度で定義された地表画素位置データであるとの回答。こちらにも記載あり→ http://www.science.aster.ersdac.or.jp/jp/documnts/users_guide/part3/ortho/04_06.html)
      • GDALの問題ではないことが判明したので、インポートを容易にする支援ツールの提供とする予定
      • PRISM/AVNIR-2/ASTERのデータをGeoTIFFに変換するシェルスクリプトを作成済み。できれば、GRASSのメニューに組み込みたい。
変換処理の流れ

JPGIS対応

  • 作業内容
    • JPGISをOGRで(できればGDALでも)サポートする。
  • ステータス(1/25時点)
    • 過去に類似の変換ツールを作成された方へ外注
    • 現在仕様を策定中。(おおよその見積もりでは10人日程度)

新旧測地系変換

  • 作業内容
    • 日本測地系の新旧変換をPROJ.4でサポートする。
  • 作業方針
    • PROJ.4の nadgrids オプションで読み込む新旧測地系間のシフト量を定義したテーブルを作成する。
  • ステータス(1/25時点)
    • TKY2JGDのパラメータをもとに nadgrids 用のテーブルを作成した。
作成イメージ
    • 幾何変換に比べどの程度精度が向上したのかを定量的に評価しているところ。
nadgrids 幾何変換
image
nadgridsによる変換誤差(緯度方向)
幾何変換による変換誤差(緯度方向)
mean -0.0256329 -0.0812682
SD 0.207807 0.224022


利用者へのアンケート

  • 作業内容
    • 成果物に対する利用者からの意見をフィードバックすることにより、e-Learning コンテンツの配信プラットフォームやチュートリアルの改良を実施する。
  • ステータス(1/25時点)
    • アンケート項目案を作成中