投影法概要
提供: OSGeo.JP Wiki
GISは、約2700のCRSをサポートしています。 これらCRSの個々の定義は、QGISとともにインストールされているSQLiteデータベースに格納されています。 通常、データベースを直接操作する必要はありません。 実際にそういうことを行うと、投影法サポートが失敗することになりかねません。 カスタムCRSはユーザデータベースに格納されます。 カスタム空間参照系の管理に関する情報はカスタム空間参照システムを参照してください。
QGISで使用可能なCRSは、EPSGの定義をもとにし、 PostGIS 1.x の spatial_references テーブルから多く抽出しました。 EPSG IDはデータベース内にあり、QGISでCRSを指定する際に使うことができます。
オンザフライ投影を使用するには、
使用するデータに空間参照系情報が含まれている必要があり、
含まれていない場合にはグローバルなCRS、レイヤに対して指定したCRS、またはプロジェクトに対して指定したCRSかを定義しなければなりません。
QGISが使用するPostGISレイヤは、レイヤが生成される時に指定されていた空間参照系IDを使用します。
OGRデータでは、QGISは、フォーマットごとに特有になっているCRSを設定する手段が存在することを前提としています。
シェープファイルの場合は、Well Known Text (WKT)でのCRS設定を含むファイルを意味します。
投影法ファイルは同じシェープファイルと同じベース名を持ち、拡張子がprjです。
たとえば、alaska.shpというシェープファイルに対しては、投影法ファイルは alaska.prj という名前になります。